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「2008年型メイド・コスプレ店」を定義する

北海道メイド系に限ったことではないが、2008年2月以降、メイド・コスプレ店の新規開業が全国的に目立つ。

本サイトでは
2008年2月~GWまでに開業したメイド・コスプレ店
を、2008年型メイド・コスプレ店と定義したい。

メイド・コスプレ店はその多様性から一括りにはしにくいが、2008年型メイド・コスプレ店の特徴をまとめると、以下のようなことが挙げられる。(尚、2008年型メイド・コスプレ店の定義は開業時期のみで判断しているため、以下の特徴には該当しない店舗も存在することをお断りしておく。)

・情報発信方法の二極化(mixi等のSNSコミュニティを利用or徹底的な秘密主義)
・経営ポリシーの、2次元文化への意識が(既存の店舗に比べ)多くない
・フード、ドリンクの質をウリにする店舗は皆無に近い
・店員の制服はメイド服にとらわれず、学園風喫茶などのコスプレ衣装主体店もみられる

従来型の店舗は店員募集にせよ、開業準備にせよ、店舗公式サイトを立ち上げてサイト上でそれらを行う店舗が多かったが、2008年型メイド・コスプレ店の場合は、経営者がmixiを利用するケースが目立つ。

対照的に、徹底した秘密主義を行う2008年型メイド・コスプレ店もみられる。公式サイトの立ち上げはされているものの、必要最小限のコンテンツしかなく、外部に情報を一切出さない店舗もある。

SNSコミュニティ利用のメリットは、開業までの全てを情報開示することによる店舗コンセプトの明瞭化、及び廉価or無償でボランティアスタッフを容易に集められることがある。逆にデメリットとしては、SNS不参加者には何も情報がないため、SNS参加者と不参加者との間の壁が形成されてしまうこと、及び開業準備にボランティアとして携わってきた者が客となったとき、特権意識を持ってしまった場合に想定外のトラブルが起こりかねないという危険性がある。経営者としては、SNS利用により、将来客となる層の意見を積極的に取り入れることが可能であるが、これらの意見を何でも受け入れてしまうと、飲食店としての常識を超える無謀な意見を提示された場合の対応に苦慮することになりかねない。

秘密主義のメリットは、経営者の考えを貫き通すことが可能であったり、開業したときにレポサイト等に思いもよらないような事項を書かれる可能性は少ないが、外部に情報がないために開店までにネットで様々な憶測が飛び交ったり、経営側が意図してないような店舗像が開店前の段階でインターネット上のみで作り上げられてしまうというデメリットがある。

いずれにせよ、2008年型メイド・コスプレ店ではフードの質は重要視されていない風潮であるのは残念である。

2008年型メイド・コスプレ店がメイド業界の構造改革を果たすのか、それともユーザーに受け入れられずに短命に終わるのかを興味深く見守りたい。

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