メイド喫茶の新たなハウスルールについて考える(1)~出前
2008年型メイド・コスプレ店への対抗上など、背景や要因はいろいろあると思われるが、既存店ではこれまでにはなかった新たなハウスルールを提案したり、明示的にされていなかった行為をハウスルールとして明文化する動きが相次いでいる。
本サイトでは、ここ最近提案されている新たなハウスルールについて考察してみたい。
今回取り上げるのは、4月16日にロミジュリのスタッフブログで取り上げられていた、出前の導入。
ブログの文面を要約すると、出前チャージを払えば、指定業者ではあるがフード(ピザ、焼き鳥、寿司等)の出前が可能となったことを発表している。
尚、実際に出前を頼んだ客のレポがないので、現在はどのような運用がなされているのかは不明である。
このハウスルールが発表された当初は、フードを提供する飲食店のプライドを捨てるというか、飲食店の基本部分としての敗北宣言ではないだろうかと思うところはあった。
しかし、メイド・コスプレ系飲食店の現状として、フードの質をウリとする店が減少していることを考えると、この店のように出前を認めることは決して悪いことではなく、色々な意味でメリットが大きいと考えるようになった。メリットの一例を以下に示す。
・調理スタッフの負担を減らしその分を接客に回せるため、顧客満足度の向上という意味では優れている。またフードの種類によっては、提供時間が短縮される場合がある。
・出前を取れば好きなものが食べられるので、フードメニューのバラエティが乏しい等のデメリットを打ち消すことが可能となる。
・フードを作るために火気を使用する頻度が少なくなるので、火災予防にも繋がる。電子レンジや電磁調理器を使用している店舗では、電気代の節減にもなる。
・出前チャージの収入があるのは店舗側のメリットとして大きい。
メイド店で食べるオムライス等のフードの味がどの店も類似しているという話をたまに聞く。理由はここでは触れないでおくが、出前導入により、このようなフードの質に対する不満を解消する手段の一つになる可能性を秘めている。
指定業者を明示したり、メニュー表に明瞭に出前可能であることを表示するなどの課題はあるかもしれないが、メイド喫茶における出前(広義的にいえば、フードの持ち込み)は拡大してもいいアイデアだと思う。
※直接には関係ないかもしれないが、類似の事象として挙げられるのは、池袋のメイド喫茶「Wonder Parlour cafe」では、池袋地区のデパ地下で買ったケーキで購入後1時間のものに限り持ち込み可であることが公式サイトにてアナウンスされている(レシート確認を行ったり、夏季・イベント開催日は持ち込み不可など、細かい運用は存在するようである)。
このようなアイデアも、もっと評価されてもよいと思う。
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