メイド評論

メイド喫茶と社会科見学について考える

メイド文化やオタク文化に関心のない一般の方が、「社会科見学」と称してメイド喫茶に初めて足を運ぶ行為を、GW期や長期休暇期を中心に見掛け、ブログ等でその感想が述べられている。
誰にでもはじめてのメイド喫茶の時期がある上、オタク文化に興味を持たない方の社会科見学が、これらの文化への見聞を広め、更にはメイドスキーへのきっかけとなることは喜ばしいことである。

しかし、社会科見学は事前学習と事後学習が十分に行われなければ、その効果は半減してしまう恐れがある。
特に事前学習が不足しているため、実地にて思わぬ店内迷惑行為に繋がってしまうケースもみられる。

特に初心者が犯してしまいがちな行為として以下の行為がある。
・スタッフに無断でのあらゆる写真撮影
・風俗だと勘違いしてスタッフに迷惑を掛ける行為
・地方店舗に多くみられるが、他の客に絡む行為

メイド喫茶ポータルサイトや行く予定の店舗の公式サイトを見て、ハウスルールを理解する等、事前学習が十分になされていれば、初心者に特有の店内迷惑行為はある程度は防げるはずであり、その意味で事前学習は重要であると考えている。

また、メイド喫茶への社会科見学だけでも、事後学習に活かしたい事柄は非常に多く、特に本サイトで最近指摘した「著作権と肖像権」の問題については、活きた教材として大いに学べることだろう。

事後学習の結論として「また行きたい」でも「二度と行きたくない」でも構わない。
しかし、社会科見学を銘打っている以上は、迷惑を掛けただけで終わるのではなく、何かしら学んで頂きたいものである。

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メイドさんの出戻りについて考える Part2

「メイドさんの出戻りについて考える Part1」はこちら

全国的な話題だが、最近(2008年4月~)、メイドが出戻っている店舗を複数見かける。
前勤務店、または過去勤務していた店舗と同一の店舗に出戻っていること、及びその旨が公式発表されていることが、昨年までに見られる出戻りとは質的に異なってきている。

メイドの人員不足は、フードの提供の遅れや顧客サービスの低下に繋がる恐れがある問題であり、特に最近は年度末を理由とする卒業や2008年型メイド・コスプレ店の誕生に伴うメイド予備軍の求人合戦もあり、各店舗ともメイドのリクルートには力を入れていることだろう。

営業の視点では、最近見られるメイドの出戻り行為は、一種の
2008年型メイド・コスプレ店への対抗策
と捉えることが出来る。

今、業界内でのホットな話題は筍の様に誕生する2008年型メイド・コスプレ店に向いている中、メイドの出戻りは話題性を集めることが出来るだろう。また出戻ってきたメイド目当てに客が回顧するという観点でも理解可能である。

現場としては、世代間に生まれるギャップの緩和効果が期待でき、また接客ノウハウを持っているメイドの出戻りは即戦力になるというメリットもある。

ヲレ的には、今のメイド産業の現状を見て再度立ち上がりたくなったメイドの出戻りは大いに歓迎したい。

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メイド喫茶の公式サイトによる情報開示について考える

ここ最近、メイド系の公式サイトによる情報発信体制に種々の不満を聞くことがある。

かつてもこのような時期が存在していた(2006年頃に事業者が増殖したとき、新規参入事業者の過半数は公式サイトに不備がみられたのが記憶に新しい)が、次第に改善傾向になっている。

特にメイド喫茶は、都会的な喫茶チェーン店や地域に根ざした小さな一般の喫茶店等とは異なり、地元の客や顔なじみの客ばかりではなく全国各地から色々な客がやってくるという特性がある。それ故公式サイトによる情報発信は重要であると考えている。

企業会計における「企業会計原則」に「明瞭性の原則」なるものがある。会計学的には財務諸表による会計情報の適正開示と明瞭表示を要請する原則である。これを会計学的にメイド系に適用することは無理が生じる恐れがあるが、「明瞭性の原則」の思考をメイド系の公式サイトに当てはめると、軸は
公式サイトによる店舗情報の適正開示と明瞭表示
となり、次のような事項が要請されると思われる。

①重要な会計方針を開示
メイド業界全体の中でどのようなポジションを目指す店なのかを明示する。

②重要な後発事象を開示
→臨時休業や貸切営業、及びメイド服や通常の制服を着用しないようなイベント営業は前もって告知する。

③区分表示の原則
→コンテンツはシステム、メニュー、メイド紹介、メイドブログ、アクセス、リクルート、相互リンク集etcなどの区分に分ける。メニューはドリンク、軽食、スイーツ類に区分分けをして表示する。

④総額主義の原則
チャージ(入場料)を徴収している店はその旨も明記し、総額が分かりやすいように表示する。

⑤科目の概観性
→トップページにリンクを並べるときは、システムやメニューの説明を先にして、求人情報や相互リンクを後にする等、トップページを見やすくする。

⑥重要事項の注記による補足
→ハウスルール等に関する情報や、ポイントカードの運用に関する情報など、重要と考えられるものは注意書きをする。(携帯電話会社のコンテンツでよく見られるが、細かすぎる注記もまた分かりにくくなるので注意。)

⑦付属明細表の作成
→例えば、求人応募者や顧客についての個人情報保護方針(プライバシーポリシー)文書を掲載する。

古参のメイド・コスプレ店程、過半数は上記①~⑦に挙げられるような事項に従っているものと思われる。
問題なのは、2008年型メイド・コスプレ店にありがちだが、上記①~⑦に適合しているのは2~3項目だけだったり、酷いものでは適合項目ゼロといった公式サイトも見受けられる。
中には、mixiがあるからとかメルマガがあるからとか、常連ネットワークがあるから情報発信は大丈夫、などと考えている経営者もいるかもしれない。

情報化社会の中、情報を十二分に活用しないようなSEOというものは何かと限界があるものと思う。
公式サイトに手を抜いたせいで集客数減に繋がったり、閉店を早めてしまうという事象は、愛好家として寂しさを感じる今日この頃。

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メイド喫茶の新たなハウスルールについて考える(2)~写真の転載

メイド喫茶の新たなハウスルールの考察の第2弾は、5月5日にゆるふわのトップページで発表された「メイドの写真、チェキの転載禁止」の明文化である。
読者の中で、もし同店のメイドの写真等をネット上で転載している方がいたら、ハウスルールに従い削除していただきたいことを願う。

情報サイト・レポサイトの場合は、店舗や店員、飲食物等の写真掲載について著作権法等の関連法規、及び一般に公正妥当と認められるコスプレ業界の慣行をしん酌したサイトポリシーを設け、それに従っているサイトが多いので写真掲載に関し問題になる頻度は少ないと思われるが、このハウスルールは以下のケースが問題となると思われる。

・主に興味本位でメイド喫茶に足を運んだ一見さんや、メイド・コスプレ業界における肖像権について知らないような初心者に見られるが、チェキ撮影メニューでメイドさんと一緒に撮影したチェキを、友人や読者等に見せるために無意識のうちにブログやSNSサイトに掲載してしまう行為。

上記のような行為は、メイド喫茶に行った記念だからといって初心者が思わずやってしまいがちであり、記念品を披露したい気持ちはよく理解できる。(特にmixiのフォトアルバム機能で多く見られます。)
しかし、コスプレ業界では肖像権が強く意識される業界である。肖像権を含む著作権教育は学校教育の段階では殆んど行われていないので、肖像権というルールを知らない人の場合、ネットにうpすることの何が悪いのかが理解できない場合がある。
コスプレ業界のマナーでは、勝手にコスプレイヤーの写真を撮ることも、撮影した写真を許可なく勝手にネットに掲載することもタブーである。この禁則事項は、メイド店の従業員にも適用されるものである。
詳しくは、「コスプレ マナー」でググると参考サイトが多数有るので参考にされたい。

5/12補記;地下アイドル系の路上ライブの一部で、写真撮影に関して許可を得る事無く自由に写真撮影を認めている路上ミュージシャン(中にはメイド服を着用して演奏されている方)もいるが、許可なし写真撮影はいわば例外措置であり、その例外措置をそのままメイド喫茶に持ち込むことはタブーであることも認識していただければと思う。(撮影禁止or許可制にしている路上ライブも増えている。)

他にも、ほぼ全てのメイド・コスプレ店でハウスルールで禁止しており、絶対にやめていただきたい行為は、メイドさんの見ていない隙を狙った盗撮である
殆んどの店舗で盗撮を徹底的に取り締まっている。盗撮行為や無断転載行為を見かけ次第、メイド長や代表者名で注意している店舗や、最悪の場合出禁(出入り禁止)処分もあるようだ。また、携帯電話を盗撮の道具に使われないよう、机上に携帯電話を置いたり携帯電話を取り出す行為すらハウスルールで禁止している店舗もあると聞いたことがある。
メイド店における写真のマナーだけでも秩序が余りにも乱れてしまうと、最悪メイド喫茶での撮影メニューがなくなってしまう心配もしている。(ポラロイドフィルム生産停止等、別の要因での心配もある。

写真を撮る場合の肖像権に関して、愛好家のみならず一般の方にも考えていただければと思う。

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メイド喫茶の新たなハウスルールについて考える(1)~出前

2008年型メイド・コスプレ店への対抗上など、背景や要因はいろいろあると思われるが、既存店ではこれまでにはなかった新たなハウスルールを提案したり、明示的にされていなかった行為をハウスルールとして明文化する動きが相次いでいる。
本サイトでは、ここ最近提案されている新たなハウスルールについて考察してみたい。

今回取り上げるのは、4月16日にロミジュリのスタッフブログで取り上げられていた、出前の導入。
ブログの文面を要約すると、出前チャージを払えば、指定業者ではあるがフード(ピザ、焼き鳥、寿司等)の出前が可能となったことを発表している。
尚、実際に出前を頼んだ客のレポがないので、現在はどのような運用がなされているのかは不明である。

このハウスルールが発表された当初は、フードを提供する飲食店のプライドを捨てるというか、飲食店の基本部分としての敗北宣言ではないだろうかと思うところはあった。

しかし、メイド・コスプレ系飲食店の現状として、フードの質をウリとする店が減少していることを考えると、この店のように出前を認めることは決して悪いことではなく、色々な意味でメリットが大きいと考えるようになった。メリットの一例を以下に示す。

・調理スタッフの負担を減らしその分を接客に回せるため、顧客満足度の向上という意味では優れている。またフードの種類によっては、提供時間が短縮される場合がある。

・出前を取れば好きなものが食べられるので、フードメニューのバラエティが乏しい等のデメリットを打ち消すことが可能となる。

・フードを作るために火気を使用する頻度が少なくなるので、火災予防にも繋がる。電子レンジや電磁調理器を使用している店舗では、電気代の節減にもなる。

・出前チャージの収入があるのは店舗側のメリットとして大きい。

メイド店で食べるオムライス等のフードの味がどの店も類似しているという話をたまに聞く。理由はここでは触れないでおくが、出前導入により、このようなフードの質に対する不満を解消する手段の一つになる可能性を秘めている。

指定業者を明示したり、メニュー表に明瞭に出前可能であることを表示するなどの課題はあるかもしれないが、メイド喫茶における出前(広義的にいえば、フードの持ち込み)は拡大してもいいアイデアだと思う。

※直接には関係ないかもしれないが、類似の事象として挙げられるのは、池袋のメイド喫茶「Wonder Parlour cafe」では、池袋地区のデパ地下で買ったケーキで購入後1時間のものに限り持ち込み可であることが公式サイトにてアナウンスされている(レシート確認を行ったり、夏季・イベント開催日は持ち込み不可など、細かい運用は存在するようである)。
このようなアイデアも、もっと評価されてもよいと思う。

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メイド喫茶が衰退している原因 in 2008

本サイトでは、今のメイド喫茶は衰退期と主張している。

衰退期になると、古きよき時代への回顧と同時に、今ある対象物に対する不満が何かと出るものであるが、実際、2008年になってから、メイド喫茶に対する不満というものは、各個人によってその内容面は異なるものの、昨年の同時期と比較して強まっていると感じるところがある。

2006~07年においてもメイド喫茶に対する不満はみられるが、「何でもメイドにすればよい」という思想への反発、及びメイド文化の利権化の動きへの反発が目立つものであり、最近聞かれる不満とは異なっているものと思う。

なぜメイド喫茶が衰退しているのか、その原因を考察してみると、究極には以下の2点が挙げられると考えている。

①古いやり方(先行事例)に固執していて、独自性を生み出せない点

②「テレビのバラエティ等の旧メディアに紹介されている店が優良店」だと、一般人に勘違いされている点

全国的に2008年に起きている開店・閉店の動きをはじめとするあらゆる現象は、突き詰めるとこの2点に行き着くところがあるのではないかと思う。

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【秋葉原】日本メイド協会のmy箸イベントについて考える

毎日jp「まんたんウェブ」より引用

アースデー:秋葉原でメイドが「マイはし」を配布 環境保全考えて

 米国発祥の世界的な環境保護の日「アースデー」(4月22日)を前にした19日、JR秋葉原駅前で、メイド姿をした女性らが「マイはし」を配り、環境保全を訴えるユニークなイベントがあった。

 日本メイド協会(東京都千代田区・大門太郎会長)の企画で、プラスチック製の組み立て式はし(3色240本)を用意。メイドたちが「マイはしを推奨します」と声をかけて、駅を通りがかった人に手渡し、30分足らずで配り終えた。(以下略)

参考URL;まんたんウェブ
http://mainichi.jp/enta/mantan/index.html

日本メイド協会がまた新たな動きを見せた。

秋葉原で「メイド検定」合格メイドがmy箸を配るといった内容であり、まんたんウェブによれば30分で配り終えたとの報告がある。同時に、オンラインゲームサイト「ローズオンライン」にてアイテムが販売され、その収益を日本メイド協会に寄付するという。

しかし、ヲレ的には、日本メイド協会のイベントとしてのmy箸運動に違和感を感じる部分が何点かある。

・日本メイド協会はメイドの普及及び情操教育を目的に設立された団体であるが(協会公式サイトより)、my箸運動への参画はメイドの普及云々の目的から話が飛躍し過ぎではないだろうか。

・メイド喫茶で箸を使って食べるメニューが提供されるケースは多くはなく、メイドさんと箸という関連性が掴みにくい。

・現在の協会は「メイド検定」以外に話題がなく、話題作りの為のイベント参画という見方も考えうる。

環境保護を訴えることは悪いことではない。しかし、主催が日本メイド協会である必然性、及び環境保護活動を行う上でメイド服を着る必然性には疑問であり、また協会がオンラインゲームサイトよりその収益の寄付を受けるという行為は、やり方によっては反発を招くかもしれない。

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「2008年型メイド・コスプレ店」を定義する

北海道メイド系に限ったことではないが、2008年2月以降、メイド・コスプレ店の新規開業が全国的に目立つ。

本サイトでは
2008年2月~GWまでに開業したメイド・コスプレ店
を、2008年型メイド・コスプレ店と定義したい。

メイド・コスプレ店はその多様性から一括りにはしにくいが、2008年型メイド・コスプレ店の特徴をまとめると、以下のようなことが挙げられる。(尚、2008年型メイド・コスプレ店の定義は開業時期のみで判断しているため、以下の特徴には該当しない店舗も存在することをお断りしておく。)

・情報発信方法の二極化(mixi等のSNSコミュニティを利用or徹底的な秘密主義)
・経営ポリシーの、2次元文化への意識が(既存の店舗に比べ)多くない
・フード、ドリンクの質をウリにする店舗は皆無に近い
・店員の制服はメイド服にとらわれず、学園風喫茶などのコスプレ衣装主体店もみられる

従来型の店舗は店員募集にせよ、開業準備にせよ、店舗公式サイトを立ち上げてサイト上でそれらを行う店舗が多かったが、2008年型メイド・コスプレ店の場合は、経営者がmixiを利用するケースが目立つ。

対照的に、徹底した秘密主義を行う2008年型メイド・コスプレ店もみられる。公式サイトの立ち上げはされているものの、必要最小限のコンテンツしかなく、外部に情報を一切出さない店舗もある。

SNSコミュニティ利用のメリットは、開業までの全てを情報開示することによる店舗コンセプトの明瞭化、及び廉価or無償でボランティアスタッフを容易に集められることがある。逆にデメリットとしては、SNS不参加者には何も情報がないため、SNS参加者と不参加者との間の壁が形成されてしまうこと、及び開業準備にボランティアとして携わってきた者が客となったとき、特権意識を持ってしまった場合に想定外のトラブルが起こりかねないという危険性がある。経営者としては、SNS利用により、将来客となる層の意見を積極的に取り入れることが可能であるが、これらの意見を何でも受け入れてしまうと、飲食店としての常識を超える無謀な意見を提示された場合の対応に苦慮することになりかねない。

秘密主義のメリットは、経営者の考えを貫き通すことが可能であったり、開業したときにレポサイト等に思いもよらないような事項を書かれる可能性は少ないが、外部に情報がないために開店までにネットで様々な憶測が飛び交ったり、経営側が意図してないような店舗像が開店前の段階でインターネット上のみで作り上げられてしまうというデメリットがある。

いずれにせよ、2008年型メイド・コスプレ店ではフードの質は重要視されていない風潮であるのは残念である。

2008年型メイド・コスプレ店がメイド業界の構造改革を果たすのか、それともユーザーに受け入れられずに短命に終わるのかを興味深く見守りたい。

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北海道メイド系四半期決算~2008年1-3月期~

企業会計では四半期決算を行うことが主流となっているが、北海道メイド系を考えていく上でも1年という中期的なスパンのみならず、四半期決算の理念を当てはめ、2008年1-3月期を振り返り、4-6月期を展望してみたい。

2008年1-3月期の北海道メイド系の特徴としては、
・メイド店舗の世代交代
・メイドさんの世代交代
・愛好家の世代交代

の3つが同時多発的にかつ急激に進んだ四半期であったと思う。

その変化の割合は、2006年夏季の新規参入ラッシュ時以来の急激な変化であると実感する。

4-6月期の展望を一言でいえば、北海道メイド・コスプレ業界は歴史的な変化に進むのは間違いないと予想している。

同時に課題としては、以下の3点を挙げておく。

・まだ当サイトでは取り上げていないが、札幌内外にて複数のメイド・コスプレ店の新店開店の動きがある。既にメイド喫茶専門サイトにて求人広告が打たれているものもあり、今まで札幌にはなかった業態(非メイド)の店の求人もある。もしこれらの新店が本当にオープンした場合、既存のメイドカフェ関係者はどう立ち向かっていくか???

→初志貫徹と言う考え方もあれば、小泉元総理ではないが、旧態依然としているモノをぶっ壊して1から作り直すという意味での構造改革を行う考え方もある。店のあり方を考える上では非常に良い機会である。

・メイドの世代交代と言う視点では、メイド長的なポジションにいるメイドの卒業も現に発生している。新たにメイド長に就任するメイドは、経営陣や常連客や後輩メイドに振り回されることなく自分のポリシーを貫き通せるか???

・今の札幌メイド系の常連ネットワークは、オタトモ等のように2次元を背景としたネットワークとは質的に異なっている。今後、各店舗の常連客同士が初心者やライトなファンに更なる垣根を作ることはないだろうか、また、特定の店舗にとらわれず店舗を超えてメイド店を愛するファン同士の横のコミュニティは維持できるのか???

こうした動向次第で北海道メイド系の今後の青写真が見えてくるのである。

以上のように4-6月期に起こるであろう、札幌を中心としたメイド・コスプレ店全般の動きを総称して「札幌メイド系春の陣2008」と称したい。

笑うのは誰なのか、泣くのは誰なのかはまだ未知数であるが、「札幌メイド系春の陣2008」を暖かく見守りたい。

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その情報、鵜呑みにしてませんか?

全国を対象とするもの、地域に特化したものを問わず、メイド喫茶を取り上げている情報サイトは乱立の様を呈しております。
本サイトも弱小サイトの端くれとして、情報の信頼性・検証可能性には常に意識しなければなりません。

情報サイトを読むとき、特に初心者の皆さんに気をつけて頂きたいこととして、

「その情報、鵜呑みにしていませんか?」

ということを、今更ながら指摘したいと思います。

【求人情報編】
メイド喫茶だと思って面接に行ってみたら実は違ってたという話題を聞くことがあります。
新店の求人であれば連絡先などをYahoo!でググったり、営業中の店舗の求人の場合は客として一度その店舗に足を運んで雰囲気を掴むことは重要になってくるでしょう。

【店舗情報編】
どの店舗を情報サイトに掲載するかの基準は、各サイトによって異なっています。
リンク集が情報サイト毎に異なるのはその理由です。(極端な例では非風俗の喫茶と風俗店をごった煮にして掲載しているサイトもあります。)
このため、同じ店の情報でも、サイトによって位置づけが異なるというのもよくある話となっています。(極端な例では、同じ店を語るのにメイド系か非メイド系かだけでも見解が割れています。)

他に、メイド喫茶は必ずしも全ての店で「お帰りなさいませ、ご主人様」と言われたり、ゲームが出来るとは限りません。初めてメイド喫茶に行ったのに「お帰りなさいませ、ご主人様」と言われなくて寂しい思いをすることのないよう、メイド喫茶に行く前の下調べはますます重要になると思います。

店の雰囲気を掴む一番いい方法は実際に足を運ぶことに尽きますが、その一歩が踏み出せなければ、google等でその店に行った事のある方が書いているブログを検索したり、Yahoo!知恵袋で聞いたり、秋葉原や大阪日本橋の場合はメイド店の案内所がありますのでそちらで質問されてもいいかと思います。

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メイド喫茶がなくなったら、どうしますか?

メイド喫茶がなくなる日の事を、考えたことはありますか?

ライフサイクル論で言えば、メイド喫茶は一時は成長期を迎えたものの、現在は成熟期を過ぎ急速に衰退期に向かっていることを肌で感じています。

その意味では、いつかはメイド喫茶がなくなるという日が来るのではないかと心配しています。

衰退期に向かうスピードの早い厳しい今だからこそ、考えて欲しいのです。

本サイトをご覧になっている全ての皆さん。
経営者・オーナーの皆さん。
メイドさん。
調理スタッフ等、後方で支えて下さる方。
常連・非常連問わず、お嬢様・ご主人様、愛好家の皆さん。
メイド喫茶に興味のある一般の方。
メイド喫茶を取り上げたいメディア関係の方。

もしもメイド喫茶がなくなったら、あなたはどうしますか?

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猫の日コラム ~メイド業界で「記念日」と考えられている日~

2月22日は猫の日である。
それに伴い、近年、メイド・コスプレ店にて猫の日イベントを行う店舗が急増している。
例えば、ネコのコスプレを着用して通常営業を行っている秋葉原のコスプレ喫茶『with Cat』では当然のようにイベントを実施しているほか、各地の複数のメイド喫茶にて猫の日イベントが事前告知、または当日ゲリライベント的な開催が行われている。

なお、2月22日をネコミミの日としている情報サイトもある。
ネコミミの日の普及の取り組みは本サイトも賛成の立場を取るが、現状ではネコミミの日よりも猫の日の方が一般に普及していること、及び3月3日をネコミミの日とする説もあることから、ここでは2月22日を猫の日として取り上げ、ネコミミの日は両論併記に留めておく。

本日、猫の日に寄せて考えたいのは、1年365日(366日)の中で、メイド業界にとって記念日に相応しい日があるのではないかということである。
本サイトが考えている記念日で全国的なものを以下に挙げておく。

2月14日…バレンタインデー
2月22日…猫の日
7月7日…七夕
8月中旬…夏コミ当日
10月31日…ハロウィン
12月24日…クリスマスイブ
12月下旬…冬コミ当日

これらの日は各店舗にてイベントが競合するのが特徴であり、萌えを求めて多くの客の帰宅が見込まれる日であると思う。
重要なのは、当たり前のことかもしれないが、記念日だからと言ってただ横並びでイベントをやるのではなく、各店舗におけるイベントの差別化や、より練られた企画が必要不可欠ではないだろうか。
特に萌えやメイドの世界観をよく研究せずにメイド業界に参入した店舗の場合は、この点で疑問である。

ここで、何故猫の日がメイド全体の記念日レベルまでの盛り上がりを見せつつあるのか、その理由を端的に表せば、
メイド・コスプレ店におけるネコミミ着用の一般化
である。
すなわち、カチューシャの代わりにネコミミを着用して給仕するメイドが増加していることを指摘する。

何故カチューシャがネコミミに取って代わられるようになったか、及びこのカチューシャのネコミミ化がもたらした影響については、すごく膨大な議論になると思うので、後日に譲る。

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2月17日は「北海道メイドの日」(by クルめNEWS β)

メイド系に関して、いつもお世話になっているmixiコミュニティ「北海道メイド喫茶学会 《MSH》」管理人のクルトンさんによる北海道メイド・コスプレ店情報ブログ「クルめNEWS β」さんにて、2月17日を「北海道メイドの日」とすることが提唱されている。
同ブログによると、2月17日は、札幌初のメイド喫茶「カフェ・プリムヴェール」の開店日である。

参考記事;
I Remember!! ”北海道メイドの日”(2月17日)

本サイトもこの企画に賛同し、本日(2月17日)は北海道におけるメイド・コスプレ店について考えてみたい。なお、ここでは現在営業中の飲食店にテーマを絞って取り扱う。

メイド喫茶を想う時、その問題点や改善が必要な点を考察するというアプローチもあるが、これに関しては気がついたときにその都度記事にしていくということで、今回は道内メイド系飲食店の良いところ、全国に誇れるところを箇条書き形式にて取り上げてみたい。

ヲレが想う道内メイド系飲食店の最大の良いところは
全ての店舗がその店の個性を持ち、それを活かした営業を行っている。
という点である。

別の言い方をすれば、他店のコピーや他店と同じ店舗デザインの店は存在しないということ、及び各店には他店と重複しない個別の良さがあるということである。

更に考察を続けると、

・立地面では、何らかの通りに面していて判りやすい。秋葉原みたいに複雑な迷路状の路地裏を彷徨わなくて良い。

・甘いもの(例えばパフェ・ケーキ類)とアルコール類(特徴的なものとして、メイドオリジナルカクテル)のメニューの充実度は、他地区、特に秋葉原地区を超越している。

・有料/無料の違いはあるが、各店ともポイントカードを導入し、満了時に魅力的な特典を用意している。

・通常は店内の撮影一切禁止であるが、ほぼ全ての店舗でチェキ撮影メニューが用意され、思い出に残せる。

・メイドさんの趣味は幅広く、客の嗜好に対応出来るメイドさんが必ず見つかる。また秋葉原に多く見られるような、「ご奉仕する」というスタイルを踏襲しているメイドのみならず、体育会系メイドや普段でもツンデレ風(!?)メイドもいる。

以下は好みの問題となってしまうが、

・ほぼ全ての店舗で「お帰りなさいませ、ご主人様」をデフォルトで言うorメニュー表に載っており頼めば言ってくれる。

・メイドさんがカワイイ、及びメイド服がかわいい。

・ネコミミ率が高い。

自慢出来ることはまだまだあるが、実際にメイド店に帰宅して確認してください(笑)

さて、同ブログ内では、道内メイド・コスプレ店の課題として、今の北海道メイド系を盛り上げるためには、愛好家、スタッフ、経営者の各人の垣根を越えた努力が重要であることが指摘されている。
最寄のメイド店までが非常に遠く、かつ帰宅する暇を年数回しか与えられないヲレにとっては、まずはメイド店に「行くこと」が最大の目標である。

最後に、北海道メイド系に期待している壮大な夢を述べて「北海道メイドの日」に寄せる拙稿の締めとしたい。
あくまでも妄想の域であり、実現することは無謀と想うが、それは
北海道発・全国規模のメイドイベント開催
である。

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日本メイド協会の法人会員に大阪日本橋のメイド喫茶Milk Cafeの入会が判明

最近、久しぶりに「日本メイド協会」の公式サイトを見たが、法人会員に大阪日本橋のメイド喫茶「Milk Cafe」が名を連ねていることがわかった。

「日本メイド協会」の法人会員のうちメイド・コスプレ店の参加はこれまでキャンフル系列店のみにとどまっている。
多分「Milk Cafe」はキャンフル系列ではないと認識しているので、認識に誤りがなければ、メイド・コスプレ店でキャンフル系列店以外の法人会員の入会は初であると思う。同時に飲食店の業態としての入会も協会初である。

「日本メイド協会」についてはメイド系各情報サイトやブログでは辛辣な批判に晒されていることが多い。その蒸し返しは控えるが、何故同店が法人会員への入会を決断したのだろうか。協会に何を想い、何を期待しているのか。その部分が疑問といえば疑問である。

法人会員入会により考えられる便益の1つに、「メイド検定」1・2級合格者の斡旋受け入れ先になり得るということが挙げられる。
しかし、現在「メイド検定」は試験会場が東京でしか開催されていない。わざわざ大阪から「メイド検定」を受験する人はいるのか、またそれ以外にも次から次へと疑問が浮かんでくる。

非キャンフル系列のメイド系飲食店の「日本メイド協会」法人会員への入会には驚きを隠せない。同時に、協会側が今後どのような運営スタンスを取っていくのか、様子見してみたい。

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MSN産経ニュース『メイドカフェで「催涙スプレー」6人病院へ 大阪』に物申す

MSN産経ニュースより

メイドカフェで「催涙スプレー」6人病院へ 大阪

2007.12.30 23:39

 30日午後9時25分ごろ、大阪市都島区東野田町の風俗店「メイドカフェ京橋店」で、床に落ちていた催涙スプレーを男性店員が踏んで中身が漏れた。客や店員が目やのどに痛みを訴え、このうち19~36歳の女性店員6人が病院に搬送された。いずれも軽症という。  都島署の調べでは、店には当時、男性客6人と店員の男女12人がいた。催涙スプレーは客か店員が護身用に持ち込んでいたとみられる。

古いニュースで申し訳ないが、またしても、マスコミというものは、読者に誤解を与えかねない伝え方をするものである。

このニュースのタイトルになっている「メイドカフェ」とは、当該事件が発生した店舗の名称(固有名詞)であり、一般的に受け入れられているメイド喫茶・メイドカフェとは異なる。

「メイドカフェ京橋店」の公式サイトを拝見したが、同店は首都圏・近畿圏ではセクシーキャバクラ・セクキャバ、北海道札幌・すすきの地区では単にキャバクラと呼称されるような飲食店であり、喫茶店としての営業を行っているのではない。

記事中では風俗店である旨が明記されている。これについては正しいが、メイド喫茶文化を知らない一般の読者なら、タイトルから当該事件はメイド喫茶で発生した事件であると連想するのではないだろうか。

メイド文化に理解のある記者でなければ新聞記事を書いてはいけないと言うつもりはないが、このニュース記事のタイトルを『風俗店で「催涙スプレー」6人病院へ』とはせずに、同店の固有名詞をなぜタイトルに出す必要があったのか、理解に苦しむ。

記事を書いた記者が「メイドセクキャバ」と「一般に受け入れられているメイド喫茶」とを混同したのだろうか。それともタイトルに「メイドカフェ」と書いたほうが受けがいいとでも思ったのだろうか。

例え一般にメイド喫茶と受け入れられる店で発生した事件ではなくとも、色々な意味で悲しいニュースである。

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ニコ動に投稿されたメイド喫茶関係の動画の多くが削除

本サイト「動画でみるメイド系」カテゴリの記事ネタにもしている、動画共有サイト『ニコニコ動画』には、これまで多数のメイド・コスプレ店関係の動画が投稿されているが、昨年末にマイリストをチェックしたところ、メイド喫茶関係の動画の半数近くが削除されていた。

削除されている動画のほぼ全てが、地上波TV番組から採取された題材の動画である。
中には「変貌する電気街・・・秋葉原と"美少女"」のように、閲覧数2万5千超、コメント数1万9千もの人気動画までも削除されていた。
一方で、テレビ局などのマスコミが制作したものではなく、独自制作された動画は削除されていなかった。

最近の『ニコニコ動画』は、権利者による削除申請がスムーズに行われているという話を聞いたことがあり、恐らく放送局から削除申請があったものと推測される。

(尚、メイド系動画以外にも、地上波テレビから採取したあらゆるジャンルの動画が大幅に削除されていることから、地上波テレビからの動画は運営側判断で削除したのかもしれない。)

しかし、マスコミが権利を主張するその前に一言苦言を呈しておきたいが、メイド喫茶がブームになり始めた時期から、テレビ局などのマスコミは、取材に際し正しいメイド喫茶の姿や楽しみ方を伝えていないという指摘が各所でなされている。

メイド店側も、このようなマスコミの姿勢に嫌気が差し、テレビ局などのマスコミの取材を拒否している店舗があると聞く。
逆にそのような状況を利用して(かどうかは知らないが(笑))、積極的に自店をマスコミに売り込んでいるメイド喫茶もあり、その多くはコミュニケーション型メイド店である。

以前のエントリで、メイド系出版物が激減していることに触れたが、今後はテレビ等のマスメディアでメイド喫茶が取り上げられることは少なくなることが予想され、また動画共有サイトはその健全化(=地上波テレビから採取した動画の削除)のため、メイド系の動画が投稿される機会は減っていくだろうと思う。

これから先、一般人にメイド喫茶の魅力を伝えていく役割を担うのは、マスコミではなく、メイド喫茶経営者や愛好者の努力に依存する部分がますます多くなっていくのだろうか。

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新春評論 プリム閉店と北海道メイド系の今後について考える

去る2007年11月のプリム閉店の一報は、メイド喫茶愛好家の間でも騒然となったが、北海道のメイド業界全体にとっても大きな影響を与えたと思う。

あまり書きたくはないエントリー内容であるが、今後の北海道のメイド業界を考える上で無視できない問題なので、長文となってしまうが、プリム閉店がもたらしたものについて評論したいと思う。

プリムは、札幌地区でアミューズメント系の業態が全盛の中、良い意味で北海道メイド系の方向性をリードしていた。
同時に、U社長が北海道メイド系のキャスティングボードを握っているといっても過言ではなかったと思う。
そのU社長がメイド業界への情熱を失ったとき=プリムを畳んだ時が、北海道メイド・コスプレ系飲食店の終焉だというのが持論である。
尤も5年後の北海道メイド系を考えると、現状のメイド・コスプレ店の全てが残っているとは考えにくいが、プリム閉店により北海道メイド業界の終息がいっそう早まるのではないかと思っている。

短中期的にみて、今後の北海道メイド業界のシナリオとしては以下の2つがあると考察した。
①残った店舗が互いに競い合い、協同できる部分は協同して、何とか現状を維持していく。
②現在のメイド・コスプレ系飲食店の殆どが閉店し、別のブームに乗った業態に置き換わっていく。極端にいえば、最後まで残るのは(飲食店ではないが)メイドヘルスのみかもしれない。

メイド喫茶愛好家の立場としては、上記①のシナリオを期待するのはごく自然なことである。
しかし、現実としては、①よりも②に近い状態で、近い将来終わりを迎えるのではないかと危惧している。
①のシナリオのキーワードとして、「競い合い」「協同」が抽出されるが、以前のエントリーでも触れたが、イベントの1つにせよ「競い合い」は困難だと思うし、「協同」については、特に札幌では各オーナーのメイド喫茶観が著しく異なっているという事情があり、これもまた困難ではないだろうか。

また、北海道のメイド喫茶愛好者は全国的にみて纏まりが良いと指摘する声もあるが、現在は表向きにはまとまっているように見えるものの、メイド・コスプレ店利用者各自のベクトルは全く異なる方向に向いていると思うところがある。
メイド・コスプレ店の利用者を大きく分類すると、2次元ヲタ(アニメ、ゲーム、マンガ)、3次元ヲタ(アイドル)、一般人、風俗業界からの流入の主に4つに分けられる。
特にすすきの地区では、風俗業界により支えられている部分が強いのかもしれない。
そして、各利用者層ではメイド喫茶に期待するものが全く異なっており、結果として一般人に「二度と来たくない」と言わしめたり、その他メイド喫茶にまつわる諸問題が勃発していたりしているのかもしれない。

プリム閉店について触れているU社長のブログや、『電撃萌王』ブログでのインタビューの文面の解釈は読み手にとって異なると思うが、個人的な解釈を述べると、U社長は自社で追求している「萌え」の具現化をプリムという場で目指しているのと同時に、いやそれ以上にヲタ層が集える癒しの場を提供したいという思いでやっていたのが、次第に利用者層のバランス感覚が崩れていく現状をみて、赤字黒字云々とは別の問題として、メイド系への意欲を失ったのかもしれない。

プリム閉店後は、札幌地区のメイド・コスプレ系飲食店のほぼ全てがアルコールを提供し、メイドと話すことがアピールポイントとなっている店となってしまう。(編注:あくまでも私的には、このようなメイドと話す形態の店は好きである。)
上記のシナリオを含めた今後の北海道メイド系の方向付けは、今までU社長が握っていたキャスティングボードを、今後どういった人物が握るのかに懸かる部分がある。
あくまでも個人的な予想であるが、個人的には古参店ではなく新規参入組の経営者がキャスティングボードを握っていくだろうと考えている。

最後に纏めとして、メイド喫茶愛好家に出来ること、それはあれこれ難しいことを言わず、できる限りメイド・コスプレ系飲食店に足を運び、コーヒー1杯だけでもいいから注文し(もちろん色々なメニューを注文して欲しいが)、メイド・コスプレ系飲食店全体を支えていくことではないだろうか。

現在はメイド喫茶(を含めた広義の「萌え」文化)のない地域に軟禁状態ではあるが、メイド・コスプレ系飲食店のある地域に出かける機会があれば必ず複数の店をはしごして、「今」を体感することを心がけている。
メイド喫茶のある地域に住んでいる愛好家がうらやましいと思うのと同時に、今後もメイド・コスプレ系飲食店への情熱を傾けていきたい。

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『電撃萌王』公式ブログにてカフェ・プリムヴェール経営者のインタビュー記事が掲載

北海道のメイド喫茶「プリムヴェール」、惜しまれつつ閉店。うさ社長に心中を聞く!

年始まで更新を行わない予定であったが、臨時に更新を行う。

雑誌『電撃萌王』のブログにて、12月30日一杯で閉店する『カフェ・プリムヴェール』経営者のインタビュー記事が掲載されている。

インタビュー記事では、プリムが閉店に至る理由は3つあり、メニュー、原油高、雰囲気と客層を挙げている。

数あるメイド喫茶の中でプリムはメイドという付加価値をメニュー価額に上乗せせずに、一般的な喫茶店と同価格帯、または廉価で質の高いフード類を提供してきており、インタビュー内で指摘がある通り「原油高」はかなりの痛手だったかもしれない。
しかし、今後のメイド業界を考える上で重要な点は、「雰囲気と客層」の面が最も強いのではないかと思う。

このインタビューの中で、経営者のU氏が言いたかったことの中に、編集のフィルターが掛かっているために伝えられなかった部分も多々あるだろう。
行間をどう読むかは読み手次第の解釈であると思うが、(特にアルコール類を提供する店舗との)競争に敗れたことを想起させる内容となってしまったと思う。

この記事を新春評論の題材に加味し、今後の北海道メイド系を考えてみたいと思う。

尚、mixi内をはじめ多方面で、残る2日間にプリムアタックを表明している方を多く見受ける。中には、帰省のついでや、札幌まで何時間も掛けての遠方からの参戦表明もある。
全員が無事入店し、プリムの最期を見届けることが出来ればこの上ない。

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2007年 今年のメイド系十大ニュース

本日は週始め恒例の動画レビューを休載し、2007年のメイド喫茶界を振り返り、十大ニュースの形式にてお届けしたいと思う。
個人的な話題はできるだけ廃し、客観的な題材を元に十大ニュースを構成してみた。
(尚、個人的な話題につきましてはFC2ブログの方に、その他の萌え系の十大ニュースとまとめて掲載します。)

第1位
北海道札幌の老舗メイド喫茶『カフェ・プリムヴェール』閉店
MSH会員など北海道のメイド愛好家のみならず、全国のヲともだちに衝撃を与えたニュースである。
特に同店の場合は、過剰な接客サービスを行っていない点、フードやドリンクの質が高い点で全国的に高評価を集めていたため、今後の北海道メイド系にも多大な影響があるものと思われる。

第2位
オープニングスタッフなどのベテランメイド・看板メイドの卒業が全国で相次ぐ
従業員の入れ替わりはメイド系飲食店のみならずどの業界にも付き物であるが、特に今年は、開店当初よりお屋敷を支えてきた古参のメイド、広く集客力を持つ看板メイドの卒業が目立つ一年であった。
メイド喫茶の閉店や業態変更による卒業もこれに含まれる。

第3位
日本メイド協会による『メイド検定』実施
2007年のメイド業界は、統括団体と言うキーワード抜きでは語れない一年となった。
日本メイド協会や『メイド検定』はそのあり方で賛否両論あるが、メイド界の歴史に残る出来事であるのは否定はしない。
日本メイド協会に対抗する統括団体(設立以来目立った活動は行われていない)や、防犯組合、環境問題等の統括団体も登場した。

第4位
雑誌『もえ☆スタ』にてメイド喫茶の連載開始
メイド系出版物と言う視点から2007年を振り返ると、『もえるるぶ』『Akiba Walker』等の秋葉原案内本の新規の出版や、制服図鑑や店舗紹介などの単行本の出版がみられない一年となった。
そんな中、4月に創刊された隔月刊誌『もえ☆スタ』にて、初期は秋葉原の、現在は名古屋のメイド喫茶を中心とした店舗紹介が毎号行われている。
以前は『ネットランナー』でもメイド喫茶の連載があったが、現在は『もえ☆スタ』以外では一部の風俗誌に限られてしまう。
現在は、メイド喫茶店舗案内の役割が、フリーペーパーに取って代わられており、今後もその傾向が続くと思われる。
フリーペーパーが入手不可能な遠方からの帰宅客、特に修行僧にとってはインターネットが唯一の情報源になるので、店舗公式サイトの充実が更に望まれる。

第5位
期間限定メイドカフェが急増
多くは地方都市で1日だけメイド喫茶を運営する等のイベント形式、及び大学の学園祭の模擬店での実施である。
和歌山での期間限定メイドカフェは、会場の所有者との一悶着もあり、全国ニュースにもなった。北海道地区では帯広で実施された。
公に告知されていないものや学園祭の模擬店であれば把握できないほど多数あるだろう。

第6位
北海道地区にて飲食店以外のメイド・コスプレ系産業が続々誕生
札幌地区ではこれまでもメイドリフレやレンタルスタジオは存在していたが、2007年に入り、首都圏には存在していた和風耳かき店が北海道に飛び火し、秋にはメイド占いなるものも誕生した。
秋葉原ではメイド土産屋がオープンした一方で、ドン・キホーテ内で営業していたメイド占いが閉店というニュースがあったが、北海道札幌での非飲食店の動向には注目したい。

第7位
メイド服をセールスポイントとした違法店の摘発が目立つ
特に一般に大きく取り上げられたのは、タイ・バンコクの『アキバ』の摘発、北海道札幌の『ポップジャム』の摘発である。
『ポップジャム』は経営者が「メイドはブームだから」と安易な理由で店を開いたが、支持は得られない上に摘発を受けかねないという最悪の結果となった。
メイド店の経営者は最低限ヲタク文化の研究を怠らないことを切に望みたい。

第8位
メイド喫茶にて萌えやメイドとは無関係のイベントを開催
愛好家の間で物議を醸し出したイベントは、5月に開催された日加石油ビル各店での、AV女優による販促イベントである。
メイド喫茶で開催されるイベントの多くは、メイドの誕生日や卒業式、季節の歳時にちなんだイベント、及びアニメ・マンガ・ゲームのタイアップイベントが殆どである。
そんな暗黙の了解のある中、突如AVのイベントが開催され、ネット上では反対意見が多く見られた。
また、札幌市内のメイド店で、萌えやメイド産業とは無関係の路上ミュージシャンによる店内ライブが開催されたのも出来事として記す。

第9位
10月31日、メイド喫茶から一斉にメイドがいなくなる
第8位でも触れたが、メイド喫茶では機会ごとにイベント営業を行う店舗もあり、店舗によっては力の入れようには尋常ではないところもある。
特にバレンタインデー、七夕、ハロウィン、クリスマスは各店にてイベントが多発しがちであるが、ついに10月31日、札幌市内メイド・コスプレ系飲食店では、昼の部のみ通常営業の1店舗と定休日の1店舗を除き、全ての店でハロウィンイベントが開催され、街中からメイドがいなくなるという事態となった。
秋葉原でも全部の店ではないが札幌とほぼ同様の状況であり、逆にこの日を通常営業にしていた店が勝ち組になったかもしれない。

第10位
メイド喫茶私設サイトの充実
Web2.0の浸透をはじめ、第4位でも触れたメイド系出版物の激減、古参メイド喫茶ポータルサイトの事実上の運営放置など様々な要因があるが、帰宅レポのみならず、メイド喫茶に関する情報・評論や、メイドさん、またはメイド喫茶そのものに愛を伝えるサイトなど、個人レベルでのメイド喫茶関連サイトが以前よりも充実してきた1年であった。
中には、メイド店公式サイトが突如閉鎖され、それに代わる当該店舗の情報サイトをファンにより構築されたケースもある。

番外
・メイドタクシーが誕生するも行き詰る
・『YouTube』『ニコニコ動画』等にメイド喫茶関連の動画が多数掲載
・メイド喫茶の接客風景がお笑いのネタやマンガの題材に多用される
・メイド喫茶イメージDVD『メイドカフェ発表会』発売
・日本相撲協会大相撲力士の豊真将がメイド喫茶帰宅遍歴をカミングアウト

2007年のメイド喫茶界を振り返るとこんな1年でした。

誕生してから、日々進化を続けるメイド喫茶。
2008年はどんなメイド喫茶に、どんなメイドさんに会えるのか。
2008年はどんなニュースがこのブログを彩ってくれるのか。
激動の途上にある来年のメイド喫茶界を楽しみにしている。

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札幌メイド系の現況に関する2つの雑感

ここ数日、老舗メイド店の閉店発表や有名メイドの卒業などの大きなニュースが相次ぐ中、札幌メイド系の現況についていろいろと考察したが、その中から2点指摘しておきたい。

1つは、今秋あたりから、古参スタッフやオープニングメンバーなどの、店の顔となっているメイドさんの卒業等が各店共に相次いでいる。
(卒業等とは、卒業式を行ったメイドの他に、卒業式を行わずに退店した方や、メイド店の業種変更によりメイド服を着なくなった方も含めている)

メイド卒業による損失は、経済的なものばかりでなく、店の雰囲気作りや接客面でのノウハウの蓄積といった面でも大きいと思う。
こうした引継ぎなどがスムーズに行けば良いが、エースが去って残ったメイドが不安になったり、新しくエース級となったメイドが雰囲気をガラリと変えてしまうこともありうる。
外野が口出しすべき問題ではなく、今後どうなるかを注意深く見守りたい。

もう1つは、各店のイベントの打ち方に変化が見られるようになったことである。
中には先の日記で触れたメイドの卒業式にバッティングしたイベントを、2度も日程変更した店もある。
(イベントのバッティングが日程変更の理由ではないのかもしれないが、地方メイド店という狭い市場の中で競合他店のメイド卒業式にイベントをぶつけることは、余程自信のあるとき以外行いたくないと個人的には思う。)
また、特にハロウィンで顕著だったが、イベントを当初は開催しない予定だったのに後出しで開催した店舗もみられた。

以前プリム、マーメイド、ロミジュリが3強だった時代に、経営者が意識合わせすることなく同日に全く同じ七夕イベントを開催したことがあるが、今ではまるで他店の顔色を伺いながらイベントを打っている様相は、素人目から見てもひしひしと伝わってくる。
現況は、残念ながらそこまで追い込まれているといっても過言ではなかろう。

今は地域ごとに各メイド店のイベント開催予定をまとめたサイトが存在し、当サイトではないが札幌地区でもそのようなまとめサイトがあるので、情報収集は容易になったはずである。
信用目的のためにも、生き残りのためにも、情報収集能力の重要性は以前よりも高まってきたといえるのかもしれない。

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メイドさんの出戻りについて考える

某メイド喫茶密集地域での話であるが、昨年来A店で給仕していた某メイドが、今年の春にB店に移籍するも、秋になってA店の系列店であるC店に出戻りしたとの話を聞いた。

メイド業界では1人のメイドが複数のメイド店を渡り歩くこと自体はたまに見られるが、前在籍店やその系列店への出戻りは、極めて珍しい事象である。

ここで、何故同じ系列の店にわざわざ出戻りしたかを考えると、A店グループがB店に送り込んだ偵察隊という可能性や、かつてB店がA店から強引な引き抜きをしたがB店から逃げ出したという可能性等が思い浮かんでくる。

A店では卒業式を盛大に行い円満に卒業したものの、B店では何の予告もなくクビになったらしい。
偵察説にせよ、逃げ出し説にせよ、これが事実であれば、本人の意思とは無関係に大人の事情だけでメイドが振り回されているのかもしれない。

この地域でのメイドの出戻りについては、過去1例あるのを覚えている。
これらの店とは完全に別個であるが、D店では、卒業したメイドが一度は一般人として働いてみたものの、またD店にメイドとして戻ってきたという事例がある。

このメイドの場合は、メイド卒業後は一般人として仕事をしているので、先のA〜C店のメイドのケースとは異なるし、公式ブログでの復活報告によれば、そのメイドの卒業後の仕事の内容は、わざわざ引き抜きをしたり、メイド店が偵察に行くような業種でもないと思う。

D店の事例については、メイド以外の業種が合わなかったための単純な出戻りだろうと勝手に予測する一方で、A〜C店のメイドについては、もっと複雑な事情が存在しているのではないかと勝手に解釈してみた。

メイド喫茶がブームになって以来、メイドの引き抜き防止に対し、各経営者たちはデリケートに考えていると思うが、移籍が行われると、メイドのみならず常連客まで引き去られてしまうという損失に繋がりかねない。
経営サイドとしては、利益の追求以外にも、メイドの無用な移籍がなくても済む様な、お屋敷の環境整備も考えてもらいたい所である。

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メイドさんとmixiについて考える

意見広告的な内容だが、メイドさんとmixiとの関係について、メイド喫茶リテラシーの観点から考えさせられる事象を目にしたので、警鐘を鳴らしたいと思う。

先日、某掲示板にて、あるメイドのmixiが晒されていた。
言うまでもなく、mixiを晒した人間、晒す行為は非難されるべきと思う。
しかし、mixiを拝見したところ、後で述べる問題があり、考えさせられた。

問題の一つは、そのメイドが18歳未満の高校生だと判るプロフィールを書いていることである。
現在は高校生をメイドに採用するメイド店も増えてきている。
しかし、18歳未満のmixiへの登録は、規約違反なのは明らかである。

mixiのヘルプには、会員登録について以下の項目がある。
>Q.18歳未満でも、mixi に登録できますか
>A. 申し訳ありませんが、mixi では健全で安心感のあるコミュニティを醸成するために18歳未満の方には mixi のご利用ご遠慮していただいております。

メイド云々には関係なく、一利用者としてmixiの健全なコミュニティ醸成には協力すべきだと考えるし、規約違反ユーザーには通報するなど、厳しく対処すべきだと思う。

18禁問題だけで済めばそれで構わない。
しかし、冒頭で考えさせられると問題提起したのは、メイド喫茶を知らないような人であっても検索可能な状態で全体に公開されている日記で、違法行為をはじめ、余りにもメイド喫茶というモノの夢を壊すような内容が書かれていたことである。

詳細については記述を控えるが、これがバレたら、即刻クビになってもおかしくないような内容だ。

メイド喫茶の経営者や店長の多くは、宣伝目的または情報収集目的でmixiに参加している。
それに対して、メイドのmixiへの参加については、参加を奨励しているメイド店もあれば、禁止している店舗もある。
店公認でmixiを堂々とやるにせよ、禁止を破って内緒でやるにせよ、最近、公私混同が酷いと感じており、メイドの肩書きで詳細な私生活を書く場ではないと思う。
また、一部の風俗情報誌のメイド業界への誤った認識に基づく扇動記事が発端となって、メイドと聞くと反射的に片っ端からマイミク登録している輩がいることだし、ミクシーメイドがご主人様やメイド系HP管理者と無秩序にマイミク登録することは、もう手控える時期かと思う。

メイド喫茶関係者は、常に検索されるということを念頭において、mixiを有効に使って欲しい。

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日本メイド協会『メイド検定 3級』について考える

昨日(10月13日)、日本初のメイド検定が実施された。
まずは、受験された皆さん、お疲れ様でした。
受験資格は女性のみの、メイドという職業選択を支援するための試験らしいが、果たして、どれだけのメイドが受験したのだろうか。
マスコミではまだニュース化されてなく、受験者の少数のブログからしか概要はつかめていないので、詳細はニュースを待ちたい。

本ブログの見解としては、メイド検定は秋葉原などのメイド喫茶関係とは乖離した、家政婦的な観点からの検定試験としての意義が強いと考えている。実際、メイド検定を疑問視している愛好家やサイトは多数存在している。
確かに、メイド検定には、(協会側は気付いていないと思うが)専門学校の一部で資格取得実績として活用する可能性があると思うし、前向きに捉えられる点は多々ある。
個人的にメイド検定に疑問視する理由は多くあるが、最も強調したいのは、接客スキルは筆記だけでは計れない面があるからだ。

メイドに関する知識を問う、いわゆるご当地検定的な出題内容であれば、筆記試験だけでも意味はあると思う。
しかし、検定主催者が「ご当地検定ではない」と言っている以上は、採点に疑義の出ない試験問題を提供すべきである。

ここで、採点に疑義の出ない問題は、果たしてどれだけ作成することが可能であろうか。
メイド喫茶の定義だけでも疑義が出まくりだと思うし、「客に出したコーヒーが扱ったときの対処法」なんていったら、多数の模範解答が出るに違いないことは、以前より指摘されている。

筆記試験オンリーでは、世界史的なメイド文化史、及びメイド以外の職業も含有する一般常識的な問題しか、疑義の出ない試験問題が作成できないと思う。

そもそも、メイド検定に価値を見出す一般企業は極めて少ないと思われるし、"日本メイド協会"が加盟を呼びかけても大多数のメイド店が参加していない現状では、メイド業界内でも検定の価値を見出せない危険性があるのではないか。

メイド検定は、メイド趣味の延長としてご当地検定的な試験内容にした方が、いくらかの支持を得られたかもしれない。
もし、今の検定内容を続けていくならば、例えば"社団法人日本看護家政紹介事業協会"などの家政婦関係の業界団体や、専門学校などの後援を取り付けたほうが、より信頼の得られる検定に育つのではないかと思う。
尤も、メイド協会が他の業界団体に相手にされるかどうかは不明というオチはあると思うが(苦笑)

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メイドを守れ!キャンペーン展開=警官も街頭に、協議会発足−東京・秋葉原

メイドを守れ!キャンペーン展開=警官も街頭に、協議会発足−東京・秋葉原(時事通信)

 メイドを守れ−。東京・秋葉原で11日午後、メイド系カフェなどの経営者や従業員、警視庁万世橋署が犯罪防止と街の健全化を目指し、「万世橋メイド系店舗防犯連絡協議会」を発足させた。「全国地域安全運動」(11−20日)に併せ、メイドや警察官約30人がチラシを配布してキャンペーンも展開した。

 同署によると、秋葉原では2−3年間でメイド系店舗が急増。80以上の店がカフェ以外にも、マッサージや酒、耳かきなどのサービスを提供しているが、メイドへの強制わいせつやストーカーも問題となっている。

この手のニュースを見ていつも思うことは、メイド店側の対応窓口として最もふさわしいのは"日本メイド協会"であり、警察や関係機関との連携は"日本メイド協会"が対応すべきではないかと思う。

しかし、現状の"日本メイド協会"は、既にメイド統括団体とは著しくかけ離れた営利団体化していると思うし、他の「自称」統括団体も"日本メイド協会"のあり方を批判する動きもある。

こうしたメイド利権争いのせいで、事ある毎に新たな(メイド店統括)対応窓口が、まるでたけのこが生えるかの如く誕生するのである。

"日本メイド協会"の批判が趣旨では決してないが、全国のメイド系店舗の動向を十分に把握し、警察との連携や環境問題のイベントなどに対応する窓口となりうる、利権にとらわれない、全国的なメイド・コスプレ店統括団体が必要な時期に差し掛かっているのではなかろうか。

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無許可で「ご主人様」接待 メードカフェ経営者逮捕 札幌

北海道新聞より

 若い女性店員がメードの服装で客を迎える「メードカフェ」で接待行為を行ったとして、札幌中央署は二十六日、風営法違反(無許可営業)の現行犯で、札幌市中央区南一四西六、風俗店経営猪股奨(すすむ)容疑者(25)を逮捕した。メードカフェの摘発は道内で初めてで、全国でも珍しいという。

 調べでは、猪股容疑者は同日午後九時半ごろ、経営する同市中央区南五西四のメードカフェ「ポップジャム」で、道公安委員会の許可を受けず、メード役のホステスに男性客の接待をさせた疑い。

 同署によると、同店は十八−二十三歳のホステス十人が在籍。ミニスカートにメード風のエプロンをつけたホステスが客の隣に座って酌をしていたほか、メード指名料(三千円)も設定。同署はこれらが「接待行為」に当たり、本来、風俗営業の許可が必要と判断した。調べに対し、猪股容疑者は「メードカフェブームに乗ろうと思った」と供述し、容疑を認めている。

 メードカフェは数年前から東京・秋葉原を中心に全国に広がった。札幌・ススキノでも同店を含め計七店の営業が確認されているという。

北海道メイド喫茶界が今、メイドの卒業ラッシュで揺れている中、それに追い討ちを
かけるようなニュースが飛び込んだ。

メイド喫茶愛好家は、「ポップジャム」のように、非常識的な高額のチャージ料を取り、
隣にすわって接客をする形態の店を、メイド喫茶とは認めていない。
実際、全国ネットの媒体では、この店はメイド喫茶として一切相手にされていなかったし、
北海道内でもこの店の宣伝を掲載しているのは、風俗誌だけであった。
存外にもメイド喫茶ファンには嫌われていた店だったかもしれない。

猪俣容疑者の参入理由も「メードカフェブームに乗ろうと思った」という、余りにも
安直な理由だった。
ブームに乗って商売をする以上は、そのブーム全体を対象に研究することが必須である。
しかし、指名やおすわり接客でヲタの心を掴むとでもこの容疑者は思っていたのだろうか。
そうだとすれば、余りにも研究不足でいい加減な経営姿勢である。

この手のニュースで付き物なのは、マスコミが「メイド喫茶とは何か」を視聴者に
正確に伝えなかったり、その報道を真に受けた一般人がメイド喫茶にますます
偏見の目を向け、結果として風評被害が発生することである。
真面目にメイド喫茶を経営している諸氏には、風評被害の面でいい迷惑だと思う。

他にも、意外なところで風評被害が予想される場所がある。
天下のNHKの音楽班だ。
NHKは、現在は番組名は異なるものの、J−POP系総合音楽番組である「ポップジャム」を
長年にわたり制作・放送してきた。
NHKの音楽番組といえば、今はなき「ポップジャム」を真っ先に連想する視聴者は多いはずだ。
このメイド喫茶の摘発に関し、NHKに無用の問い合わせのないことを祈っている。

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旭川に定着しなかったメイド喫茶

北海道経済 2006年11月号より
http://www.h-keizai.com/backnumber/2006-11-sentence.html 日本最北端のメイドカフェ「ロランベリー」が10月中旬に閉店することになった。経営陣の「儲けよりも、客同士がコミュニケーションを図る場所を提供したい」という願いがかなわないまま、登場から約8カ月での退場となった。旭川にこのビジネスを支えるだけのニーズは存在しなかったようだ。

今年6月に帰宅した段階で、年内一杯もたないと考えていた。
本ブログなりに失敗の理由を考察してみると
1.メイドのなり手の問題
2.客層の問題
3.経営方針の問題
の3つの問題が足を引っ張ったものと思う。
「北海道経済」誌では2と3について考察されているので、ここでは
1を中心に掘り下げてみる。

北海道でも札幌圏以外はパートも含めて就職状況が厳しい。
オープニングメンバー募集時、メイド応募者は百人単位で殺到したと
聞いた事がある。
しかし、その中に、経理や事務を希望しても職がないから接客に回った
求職者も多かったはずだ。
また、高校生や専門生が在学しながらアルバイトという場合、「あいつは
メイド喫茶やってるぞ」と学校で噂になってしまい、ひいては
悪いレッテル貼りやいじめの原因になってしまうケースも想定される。
このような理由で、経営者が良いと思う人材がなかなか来なかったのだろう。

6月以降、同店HPでのメイド紹介も出勤表掲載も取りやめてしまった頃から
雲行きが怪しく感じた。
帰宅レポがこの店だけ少なかった(しかも大半が修行僧のもの)であることも拍車を掛けた。
残念だが、札幌以外では「萌え」産業は無理だった。

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